pben’s blog

独り社長の酒場トーク

映画トップガン マーヴェリック

やっぱ映画って娯楽なんだよなあ。


超大作で、しかも期待に反して面白かったです。
それこそオイラは黄金の世代と称している、80年代ー90年代、僕らが10代に入る頃に放映していた大作が、ここ最近続編やるじゃないですか。少し古いですが、”インディー・ジョーンズ”は、”クリス・スカルの王国”、”ターミネーター”だと”ニュー・フェイト”、”ダイ・ハード”の”ラスト・デイ”とか色々、あぁ”スターウォーズ”の新三部作もそうだったね。当時主演を演じていた俳優が、30年以上の時を経て、再出演するんだけれど、だいたいが駄作で、ガッカリします。むしろ、老いは残酷だと大スクリーンが証明することになり、痛々しいくらいで 苦笑。俺の大好きなマイケル・マン監督で、あの”ヒート”の続編もどうやら追々やることが決定したとかNEWS出てたけどさ、、と、

本作のトム・クルーズも老いは否めず、肌もカサカサ&顔ジワだらけなんですが、しかもアノ当時イケイケ&アゲアゲ風潮のアメリカ(ベトナム戦争を忘れようとする空気というか)をモロ象徴する初作のトップガンの続編ということで。幼心に「アメリカ格好良いなあ。米軍パイロットすげえな。皆カッコよくて皆キレイな女性にモテて」なんて印象が強烈でしたが、その続編って・・・、あぁ、古き良き思い出のままにしておいてくれよ、続編アカンやろ、と思っていたわけですが、これが超絶面白かったですよ。

勿論、1980年代のトップガンを観ていないと話がついていけなかったり、主人公の苦悩とか理解できませんが、それを差し引いても、単純に娯楽大作で面白いです。映画の製作技術やCGのレベルも物凄く上がっているので、言うなれば”スカイ・アクションムービー”として、ハラハラドキドキでたまらん。ストーリーは単純極まりないんだけれど、最後まであっという間で、しかも驚くなかれ、ラストはオイラちょっとウルウルしちゃいましたもん ;)苦笑。

アマゾンプライムビデオを中心に、スクリーンでは珍しく先日”シン・ウルトラマン”は鑑賞したけど、週に2-3本は観るのですが、今週は”プロミッシング・ヤング・ウーマン”という大当たりくじ引いたくらいの良作に出逢い(この映画、ヘヴィーというか、ある種ホラーっぽくもあるのだが、テーマは社会批判・男女差別だったりするけど、おススメです)今回トップガン・マーヴェリックを鑑賞して、感じましたよ、あぁやっぱ映画って娯楽だよな、ってね。120分集中できて、終わった後清々しい&感動があって、必ずハッピーエンドで、劇場にいる間&出た後くらいまで現実を全てその間忘れさせてくれるというね。

黄金の80年代話については、それこそ酒を飲みながら朝まで語れるネタですが 笑、今日トム・クルーズ観てて、オイラ思いましたよ。格好いいバイク乗って、ヴィンテージの革ジャン来て、レイバンのサングラス掛けて、レディとアバンチュールして、クラシカルなスポーツバーでワイワイビールを飲んで、シゴトはクールに完璧にこなす。そういうのどっかで憧れてたりするんだよなあ、って 笑。アメリカ(西海岸とかNYとか)は決していい国ではないかもしれませんが、また行きたい、ちょっと生活したいなって時々思います。少なくとも留学時オイラには合っていたというか自由を感じられたし、今でもどちらかというとオイラに合っている気さえしますね。


トップガン・マーヴェリックは、是非&絶対スクリーンで!