pben’s blog

独り社長の酒場トーク

Pben的 何度も聴きたくなる90年代名曲(ジャパン編)

YouTube MusicのYT Musicってアプリ使ってますか?

最新の車のナビとこのアプリが連動するのもあり、車内ではほぼYTを垂れ流しているのですが、特に聴きたいご指名の曲が無いときに、”2000年代の~”とか、ヒットチャートが編集されたアルバムをよく聞きます。時々”おっ?”という曲に再会できたりして、そういう時はお気に入りBOXにマークして、何度も何度も聴くんですよね。問題は、いつの間にか”K-POP”のBOXが膨大になっちゃってたりすることなんだけど 笑
今の若者が生まれる前、でも「今でも唄います!知っています!」みたいな時代の曲、90年代で、オイラが何度も聴きたくなり、今の若者に是非紹介したくなる名曲(ヒットしたとは言ってない)紹介シリーズ第1弾!

LA・LA・LA LOVE SONG/久保田利伸 with ナオミ・キャンベル
 オイラが初めてCDを買ったのは彼のアルバムだった。今でも割と好きで一番サイコーなのは”Love Rain”なんだけど、彼ってカッコいいですよね。ジャパニーズ・ブラックミュージックの先駆者です。ナオミ・キャンベルとNYで同じマンションに住んでてエレベータで会って意気投合してこのコラボ曲できた、ってバックグラウンドもクール過ぎだろ。同じ90年代後半でR&B姫でシャロン・ベンソンっていたけれど、彼女の”Sunshine”も良くて、こういったR&B的なブラックミュージックをエイっ!って出されたのがこの曲だった。
SWEET 19 BLUES/安室奈美恵 1996年
 自分が高校生の頃ちょうど都内私立に通う女子たちが”ルーズソックス”履き出したんですよね。”アムラー”が流行った時ですね。この歌、自らの当時の心境を唄ったバラード曲なんだと思いますが、この時彼女はまだ18-19歳だったから凄い。同じ頃唄ってた「Chase the Chance」ってアップテンポな曲が超絶カッコいいんだけれど、おじとなった現在はこのバラードが刺さります。TBSの情熱大陸でまさに超売れっ子ピークだった彼女の密着取材もやっていたんですが、放送の中でこの歌彼女が泣きながら唄うシーンがありました。日本の10代の女のコがブルースを唄うとこんなに切ない曲になるっていう画期的な楽曲。
●優しい気持ち/Chara 1997年
 正直言って失礼ながらお世辞にも可愛いとか美人では決して無いんだけど、これも楽曲が終わる頃MV観終わると最後には何故か彼女が愛おしくなり、可愛く観えてくる不思議な曲、もはや叫びだ。歌が巧いとかそういう次元を超えた想いの叫び&つぶやき&そして隣にいて喋りかけてきてる感じさえする声色。ドラムサウンドなリズムとテンポのいい楽曲で、どことなく遊園地にも流れてそうな楽しいリズムとオルゴール聞いているみたいな感じさえもして。これ聴くと彼女は天才なんだろうなって思います。俺らの世代と今の若者世代で、恋愛模様ってなんか違う?とか言われるけど、俺ら世代、特に女子には彼女は刺さっていたんじゃないかな。”愛でもなんでもキスでもいいから、いろいろしてたいわ~♪”だからね歌詞。アタマで考えるな、カラダで感じろ、だ 笑
MajiでKoiする5秒前/広末涼子
 彼女のデビュー曲、いや彼女自体に、当時悶絶してひっくり返ったオジサンは多かったんではないでしょうか 笑 この時彼女16歳。確かポケベルのCM曲で使われて。ポケベル 笑。114106=アイシテルと伝えたいときに打つ数字です 笑。今MV観ていても感じますが、こんなに視聴・観ているコッチ側がなんかこそばゆくなる、恥ずかしくなる曲って初だったんじゃないでしょうか。後から知ったんですが、作詞作曲が竹内まりやだったんですね。曰く「みんなを笑顔にさせる、楽しくさせるために作った曲」だそうです。確かに 笑
Memory 青春の光/モーニング娘。 1999年
 名曲。初期モー娘。は最初にして最後にして最強だった。ちなみに現在の福田明日香ちゃん雰囲気結構タイプです。エロいんだよね。つんくがPだったから確信犯的に売ろうと作られたんだろうって思っちゃうけど、曲も名バーラードだし、各メンバーの歌い方も色っぽいというより艶っぽいというか。途中のパートで当時流行りだした米国ヒップホップもちゃんと交ぜててイヤラしい。ゴマキ加入前のメンバーの曲なんですが、そりゃ女子がこれだけ集まってハモりもキレイでをしかもバラードを唄ったら刺さりますよ。時々今でもキャバ嬢に”あのさ、歌える?歌って!”って探してお願いしちゃいます 笑
●Let yourself go, Let myself go/Dragon Ash 1999年
 出たときは強烈でガツーンときた記憶があります。一言、とにかくカッコいい!ナニコレ!ってね。楽曲もMVも全部カッコいい。ジャパニーズヒップホップの先駆者とさえ思っている。今でこそ当時のMVがYoutubeにアップされていますが、今観ても全く色褪せず見劣りしないどころか、むしろ彼らのファッションが今こそカッコいいと思えます。スクラッチとベース&ドラムがいい感じでカッコいいヒップホップです。ただただクール&カッコいい 笑
●Grateful Days/Dragon Ash featuring Aco, Zeebra 1999年
 これもまたDragon Ash。共演がアコとゼブラ。ゼブラって、NiziUのリマちゃん(ヒップホップパートの担当。俺はマユカのラップの方が、っていうかマユカが好きなんだけどね 笑)のお父さんですね。神曲です。ジャパニーズハウスミュージック先駆者って言うべきか。”Let yourself go,~”がバンドサウンドだとしらら、こっちはヒップホップ&ハウスです。MVがこれまた秀逸。三人のシンガーそれぞれ全く別というかもはやバラバラの個性でですが、巧く合わさってイイ感じ。これが初でこれがラストになっちゃったけど、ソウルを唄う女性パートのアコって全然知らなかったんですよね。男性二人が棘があるゴリゴリの歌調なんだけど、そこにアコのソウル、ねっとりとした声が妖艶ででも聴き心地が良く。繰り返しになりますが神曲です。当時の渋谷クラブには、モダンな今風輩と尖った輩集団が居てその集団の中で煙草を咥えてひっそり一人座っている女子がいましたね、みたいな。
●夢/ウルフルズ 1999年
 割と知られてない、マイナー曲らしくそれにはちょっと驚きます。ウルフルズっていうと、宴会歌・PT歌”ガッツだぜ”ってすぐ浮かびますよね。実際これでメジャーになったのも事実です。けれど、この”夢”、トータス松本の熱唱・熱いバラードですが、聴いていると”あぁ、彼は本当はこういう曲やりたかったんだろうな。けれど食っていくためにガッツだぜやっただけなんだな”って。彼のパワーのあるあの歌声と曲調・ハードロック的なバラードが超マッチしている、神曲です。カラオケで歌いたいんですけど、知られてなくてしら~としちゃいます 笑
罪と罰/椎名林檎 2000年
 ギリギリ90年代に入れた。彼女って鬼才&奇才&天才なんだろうと感じた。メロディーは結構ヘヴィー路線でアメリカンロックな音調。これもまたMVがイイんだけど、衣装も作りもアウトロー的で退廃的な感じで。そこに彼女のハスキー・重厚な声が合わさって、なんかめちゃくちゃカッコいいです。歌詞的には何かこっちが突き付けられている気がしたみたいな。”アンタ、アタシと本気で堕ちる覚悟あるのか?アタシはあるよ”って 笑


80年代編だとひたすら明菜の評論記事になりそうだし、
米国編だと単なるオタク評論記事になりそうです 笑