pben’s blog

独り社長の酒場トーク

TOKYO VICEにゾクゾクする

サツxヤクザxブンヤのバッキバキ&コテコテのドラマに身震いします。

先日の日曜日22時から始まったWowowのドラマ(監督は「ヒート」「マイアミバイス」のマイケル・マン!)、全8回でこれから毎週日曜日同刻放送の連ドラですが、メチャクチャ面白い。毎回60分で初回はとにかく映画1本見せられたくらい惹きつけられれます。舞台は90年代の東京で、留学生が日本語をマスターし、日本語試験で新聞社試験に合格し、新人ブンヤとして、警察は捜査課に張り付き、ヤクザの抗争を追いかけるストーリー。初回で既に殺傷事件や焼死自殺シーンなどエグくて、とある組のアレは親分の組に若旦那らが入組する儀式かな盃献杯して、それと当時の怪しいクラブ(今で言うと六本木のバーレスク東京をもっと卑猥にした感じといいますか。ちなみにバーレスク東京は面白くて盛り上がります 笑)とか出てきたり。画面は総じて影、陰、ダークな感じです。

昔から、この手の方面の映画、動画配信大好きなんですよね。海外だとそれはマフィアや麻薬組織やテロ集団に置き換わって、対峙するのが警察だったりCIAだったりで、メイン舞台はどうしてもメキシコ国境付近が多いです。良識問わずこの世界に堕ちた、関わることになった登場人物たちは、その闇に否応にも巻き込まれ。。。「ボーダーライン」は妻娘をカルテル王に殺されたベニチオ・デル・トロ扮する特殊捜査官の復讐劇で、「トラフィック」こちらも同じくベル・トロ扮するメキシコ警察と組織の抗争劇で、「マイアミ・バイス」はコリン・ファレル扮する特殊警察官の物語で。

結構、日韓になるとこの手の分野だと豊作です。韓国では「悪人伝」とか「楽園の夜」(これはラスト心が荒むが、、、)とか「インサイダーズ」(有名なHシーンがありますが初めて世に暴露された風習で社会問題になったとか)とか。日本だと「アウトレイジ」とか、圧倒的に「孤狼の血」(2ndはコケたかなあ)が最近だと凄くて、役所広司扮する悪警察がどっぷりヤクザ抗争に関わり、松坂桃李扮する弟子の新人警察がだんだん顔つき変わっていくのが面白いです。構想の場面もそうですが、当時の広島のヤクザの文化、殺人・しばきのシーンはかなり放送禁止レベル、グロいので注意ですが、”酒xクスリx女xメンツxカネx本能”が複雑に絡む、なんだか人間の本性をそこに覗き観るような。Pben的センスなのかもしれませんが、登場人物皆ワル、極悪、なのですが、なんか漢を感じるというか、粋で、格好良かったりするんですよね。皆、いざとなったら腕力で事を解決し、キレイなオンナ抱いて、ビシッとスーツ着て、心酔するアニキの為に、一肌脱ぎたいんですよ本当は。「コラあ!ふざけんなテメエ、ぶっとばすぞコラ!ヘラヘラしてんじゃねえぞおりゃあ!」って。シゴトでも言ってみますかね? 笑


今春は、このTOKYO VICEと、
持続可能な恋ですか?~主演 上野樹里 、この2本立てで笑 決まりです。