pben’s blog

独り社長の酒場トーク

差別

初めての経験ですよ。pbenです。


先週金曜日は4月1日だったわけですが、以前お世話になった(お世話したほうな気もするけど)方々と、自分は日本一危ない街だと思っているのですが、御徒町仲町通で会食をしていたところ、全くもって偶然、この4月1日で弊社の取締役(社外監査役→社内役員)になった男が、なぜか近隣をウロウロしていることがわかり、あとから二人で合流したんですよね。

深夜0時半頃でしょうか、近くに停めてあった彼の車に乗車し、走り出したところ、直ぐパトカーに警報されケツを追いかけられまして。どうやらライトを点灯し忘れていたようで、そのことで捕まり、注意を受けたのですが、僕の取締役は、見た目が(原産地がそもそも)ガイジンなのですが、そこから降りろ→身分証明書→職質と進展し、最終的には計30分程でしょうか、全身くまなく所持品を調べられ、車内も隅々まで調べられ。既に職質までいった段階で、僕なんかはキレ始めていますから、「やりすぎだろが」「なにを疑ってんだよ、粉でも出ると思ってんだろコラ」等々吐いているんですが、こういう時いたってポリスはスマイリーで「すみませんね、ちょっと調べるだけ」の1点張りで。不可思議なのは助手席に同伴していた僕には一切質問も取り調べもなく、ただひたすらガイジン彼の”なにか”を見つけるまでアレコレ調べとるんです。

最終的には、十徳ナイフってありますよね、あれに似たモノを運転席ドアのサイドに入れてあったようで、それを取り出され、”銃刀法違反になっちゃう”と。完全にブチ切れまして僕は「オイ、やりすぎだろが!」「これってお前ら差別だよな!」とキレたわけですが、当事者の彼は最初から実は終始スマイル・フレンドリーで至極冷静で。「pbenは先タクシーで帰ってて」とのことで、最後は前後を後から来たポリス2名のパトカー合わせ2台に挟まれ、上野警察署まで連行されました。最初に絡んできたポリスもかなり若く、あとから合流したポリスは僕にはそれこそ新入社員レベルに見えたのですが。。。

しばらく彼の携帯電話も電源が入ってない状態で、翌日昼間やっとつながり無事と生存確認 笑を取れたわけですが、何があったのかというと、
・取調室?に飲まず食わずで監禁
・基本的に銃刀法違反容疑として、調書・指紋・そのほか色々質問。
・なんだか上司みたいのなのが合流してきて、そのポリスらに調書の進め方やこの手の容疑の場合どういう手続きするのか目の前でOJTみたいなのが始まる→コレだな今回
・終了は朝の6時半 !
・途中さすがに喉も乾いて一服もしたくなったので、それを主張し、警察署屋上で警官と共にお茶&一服したとか 笑
・最後は、マイカーをポリスが運転し、助手席に座って自宅まで送迎してもらった。
・そのうち再度出所し、恐らく調書・被疑内容を検察で精査し、最終判断?(当人曰く、色々説明してもらったがよくニホンゴ理解できなかったらしい)、結果次第で罪人といえば罪人となるのでしょう。

僕は、タクシーで帰ったわけですが、ドライバーさん情報だと、御徒町近辺は今一番グローバルというか外国人も多く(確かに 笑)、基本的に深夜前後になるとパトロールがうろついている、とはいえ今回のことは明らかに差別でしょ、とのこと。ガイジン相手に警察の点数稼ぎじゃ、とのコメントでしたが、正直僕も最初からそう感じましたよ。実は、種類は異なりますが彼は日本にきて30年、日本人から色々差別的なことを受けてはいるんです(問題が根深いのは、恐らくそれらの行為は日本人側は無意識に差別的行為だと自覚してやっていない)。翌日TELでは、「pben社長が先に一番キレてるのをわかっちゃったから、俺は我慢するしかなかった 笑」「まあ、久しぶりのガイジン差別」と楽しそうに振り返っていたので良かったんだけどさ。


オイ、一番若そうなガキのくせに、俺にガン飛ばしたポリス野郎!次会ったら名前と所属聞いてSNSに挙げてやるからな。俺に偉そうに話しかけるなんて10年早い。お前なんぼのもんじゃコラ 怒・・・上野は日本一アブナイ街でしたね