pben’s blog

独り社長の酒場トーク

RCEPとチャミスルジュセヨ

日韓初の貿易協定だそうです。


ASEANに始まり、二転三転したTPPもそう、各国毎に自由貿易協定FTAだってある中で、RCEP(あーるせっぷ)という地域的包括的経済連携協定(Regional Comprehensive Economic Partnership Agreement)が施行されました、正確には昨日知りました 笑
コレもうわけわからなくね?下の図見ても複雑すぎてドラクエの大陸マップレベルだろ。
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具体的な細かい内容は日本の税関HPで全て記載されいてますが(相変わらず日本の官庁、各役所のこのテのHP説明、資料は鬼レベルで難解で、とにかく分かりにくい。ただ発出されている資料、規則を全て100%漏れなく載せちゃってて、分かり易く解説、アナウンスしようという気は皆無です)、また当然これまでの経緯や政治的な思惑も不断に絡んでいるわけで、それらはさておき、一番遅く?後から加入した韓国との具体的にはRCEPによる貿易・輸出入の関税撤廃については、それこそ一昨日の2月1日に発動した模様です。

なぜこれに気付いたかというと先週日本に届いたオイラの韓国からの輸入商品が、昨日2日に輸入許可=通関終えたのですが、想定より関税が高く15%!(RCEP施行に限らず、4%前後と思っていたが)、それでネットで調査しているうちにこのRCEPを知り、再度自分がお世話になっている通関業者さんと確認したのですが、まあ、この件についてはRCEP非対称品目ということで、関税がゼロにはならなく。
ちょうどいい機会だったので、自分が今後輸入する商材の相手国について軽く調べると、自分の場合は主に中国、インド、EU圏なのですが、中国もRCEP加盟国で、韓国と同じく日本とは初の自由貿易協定なので、これは注視しなくちゃならないなと。インドは非加盟国なんですね。

今回の協定もメインは、取引額が大きい工業製品で、次点で一般食品か。自分の今回の韓国の商材は、シゴトで扱うモノなので、ちょっと変わった食品になります(ある品種のエビに含まれる脂肪酸を濃縮抽出し純度を上げた機能性の油といいましょうか)が、この手のやつは非該当っぽい。昨日は、”だったらエビとして輸入すれば対象になんじゃね?”とか業者に愚痴りまくりましたけど、どうやら一般名でわかりやすいものはOK、逆にわかりにくいモノはきっと関税区分の精査自体が手つかずなんだろと思ってます。およそ9割が輸入関税掛からなくなるそうですが、韓国からのキムチ、チャミスル、LG製品、BTSのCDとか 笑?、そういうのは安くなるんだろうね。逆に、日本の製品、例えば食品や家電、ブランド品、ゴルフ用品なんか、韓国で大人気なので、メッチャ売りやすくなる、輸出業者はチャンスでは?と思ったりします。ふと、ガッキー的なジャパニーズナチュラルメイクが韓国女子を虜にするのか、いやNiziU的K-POP的コリアンビューティーメイクが日本を圧倒するのか、とかくだらないことを思ったり 笑


オイラの韓国ソングで、同席していたJINROジャパンの韓国社員達から拍手喝采&JINRO御馳走になったのは、良き思い出です。