pben’s blog

独り社長の酒場トーク

巨星逝く

ストロングスタイル。


燃える闘魂アントニオ猪木が他界しました。

1990年代後半、ちょうど学生の頃でしたかね、めちゃくちゃプロレスにハマった時期がありました。所謂”親日”=新日本プロレスのプロレスにハマりました。両国国技館に地元のツレらと観戦にも行ったなあ。確かあれは”IWGP 両国”=International Wrestling Grand Prix。猪木が世界一の男を決めると唄った王者ベルトを賭けた戦いです。両国って観覧席が畳の四角い升席になっているじゃないですか(相撲観に行ったことないんだけど)、ラストに”お約束”で猪木が出てきてアレやるんすよ 笑「元気ですかー!!」からの「イチ、ニー、サーン、、、ダアァーー!!!」笑。超絶盛り上がりました。ツレたちと一緒にあれほど大声で叫んで拳突き上げたこと人生でこれだけですね 笑
時は、新日本プロレスの全盛期・興隆期で、今お茶の間で登場する、佐々木健介、蝶野や武藤らが若くてバリバリの頃でした。皆キャラがたっていていて、技の種類も派手で豊富。武藤はヒール役でグレートムタと二刀流で、佐々木健介がヒール悪役だったって皆知らないでしょ、蝶野は技が地味で少なかったけど 笑、個人的には橋本真也(2000年に脳幹出血で他界)が大好きでした。垂直落下式DDT!ブレーンバスターじゃないぞ、DDTです。

終盤お決まりで、猪木を筆頭に長州力とか、少しベテラン(堕ち目というか)の試合もあるんですが、世代的に猪木の試合あまり観たりしてないし、彼が全盛期、それこそ新日本立ち上げ直後からしばらくは彼自らレスリング上がって、タイガー・ジェット・シンとかモハメド・アリ(世紀の凡戦 苦笑)とかと戦って、カリスマも相当凄かったんでしょう。オイラにとっては、猪木はあくまで新日本プロレスのドンっていうポジション、印象でした。でも両国でナマで見たけど、デカいし、何よりもオーラが凄かったぜ猪木。

どうして、あれほどプロレスに沼ったんでしょう 笑。週末に猪木の弔報にちなんで彼の過去をダイジェスト番組を観たけれど、オイラの沼った当時より以前のVTR見ても、その熱狂と野郎どもの雄叫びや熱がハンパない 笑。男子って(一部か 笑)なぜプロレスにあれほどハマり、憧れるんでしょうね。”演出的な”要素が少なからず含んでいるショーであること、耐えて耐えてラスト必殺技(来るぞ来るぞ、、、って笑)待って。よくわからないけれど、入場シーンから既にカッコよくてさ(新日本プロレス選手入場曲CD持ってました)。男子心をくすぐる”男らしさ”があったんだろうなって思います。当時オイラはマジで長州のラリアットとか橋本のDDTとか猪木の張手とか貰いたいって熱望してたからね 大笑。男が惚れる男の何かが彼らに、そしてアントニオ猪木にあったのだ。

ストロングスタイルとは、(Wikipediaより引用)
 自分の「感情(怒り)」をレスリングの中で表現するスタイル[1]。アントニオ猪木が提唱した。かつて、アントニオ猪木の提唱以来、新日本プロレスを中心に継承されているスタイルとされている。猪木は自著である「アントニオ猪木自伝」の中でカール・ゴッチ流のレスリング技術の攻防を見せるスタイルと力道山流のケンカに近いプロレスの凄みを見せるスタイルを融合させたものが猪木流の「ストロングスタイル」であると述べている。また、黒いショートタイツと黒いリングシューズ、肘、膝のサポーターなしの組み合わせをもって「ストロングスタイルの象徴」とされており、新日本では多くのプロレスラーがこの組み合わせの姿から出発する。


週明けの今日から数日程度ですかね、多分「猪木の名言」みたいなのTVとか取り上げられたり、注目されると思うんですよ。彼は僕たち常人では理解できないくらいぶっ飛んでいるし、苦労や苦しみの連続の人生だったと思うんです。でもなんかいつも元気じゃなかったですか?明るくなかったですか?威厳や畏怖を感じさせながらでもいつも周りを笑顔にさせていたような。それこそ「元気ですかーーー!!!」だからね。彼の名言で好きだったのはたくさんあるんですけど、その中でも、「道はどんなに険しくとも、笑いながら歩こうぜ!」が一番オイラ的に刺さっています。最近たまたまシゴトで嫌なこと、理不尽なこと続いてるんですよ、変な駆け引きしてくる取引先に一発食らったり、超大手取引先にモノの遅延でメッチャ圧食らったり、理不尽というか自分でどうしようもできない案件とかね。昔はこっちが感情的になってキレてそれでスッキリってパターンだったんですけど、今はそれも難しいわけだ、耐える 苦笑。でも、敢えて意図的にそういしていますが、それらは経験で糧となるモノだと思うようにし、プロレスじゃないけど黙って耐えて耐えて相手が疲れてきたら必殺技!笑だと思うように努めて、悩んだりクヨクヨしても何にもならないので粛々とやるようにし、そうやってできるだけポジティブ思考で過ごそうとしています。


ストロングスタイル
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