pben’s blog

独り社長の酒場トーク

ブラボー!? 劇的逆転勝利とグループ突破

今年の年末、12月はまだまだW杯で楽しめますね。


0時就寝、3時45分起床、そして最後は8時再就寝で、正午からシゴトしています、Pbenです。

Abemaの視聴者数が2000万件いったとか。日本ってそんなにサッカーファンいたの?結構な数が早朝頑張って起床してたんだなぁと。

日本は17.7%。vs スペインに対する数字ですが、W杯史上最も低いボール支配率で勝利したゲームだそうです。ドイツ戦の前半でも感じたと思いますが、特に前半(最初から最後まで終始だけど)スペインのプレイ凄くなかったですか。ボール取れない、攻めれない、一方的にずっとリンチされている展開。何度も「うまい!」って唸りましたよ。開始のメンバーというより配置みて、「あ、ヤバいわ、、、」って思ったのが、

      GK
   ●    ●
      ○
      ●*1
 ●         ●
 〇    〇   ○  〇
    ●*2   ●*3
      ○
 ●    ●     ●
 ○  ○  ○  ○  ○
      GK
  (〇日本、●スペイン)

スペインの2-3-2-3(4-1-2-3)に対し、日本は5-4-1。問題は図の通り守備で、スペインの●*1(ブスケッツ)に対しノーマーク、●*2、●*3(ガビとペドリ)に対し、日本の中盤が誰がいくのか中途半端で、日本の両サイド(長友と伊東)はスペインの両ウィングに引っ張られ、基本的に日本の3枚のDFはやや余っちゃう感じで、しかしながら3DFの左右(谷口と板倉)は怖くて思い切って●*2、●*3に前でて守備にもいけず。スペインの2枚のDFはもう半分中盤のように自由に二人でボールを保持して、ブスケッツないしガビ&ペドリが自由にあいたポジションでフリーでボールを受けて。まさに日本は前半オール自陣守備状態でした。

「これは、4-5点取られる、、、」と悲しく思って観てた前半ですが、後半から(いつも思うけどもうこれ定番の決め事なの?)今回グループリーグでたまたま?功を奏したシステム&選手交代で流れというか戦術がやや変わりました。

      GK
   ●    ●
      ○
      ●*1
    〇  〇
 ●         ●
 〇        〇
     ●    ●
    〇   〇
 ●    ●     ●
 ○     ○    ○
      GK
  (〇日本、●スペイン)

分かりにくいですが、ある程度両ウィングバック(三笘と伊東)の運動量負担は覚悟で、それぞれマンマーク気味に数と配置を合わせて、ブスケッツの周辺で空いたスペースを二人(鎌田と堂安)がそれぞれの相手サイドバックを追うことも兼務して、前半より守備がかかるようになり、ボールへのプレッシャーも前方向にかかるようになりました。プラス、それにしても堂安シュートは凄い。ボールキープ力・突破力とか俺は怪しんでるんだけど、彼はアレだな、シューター=実はウィングではなくFWだよね。それと三笘!1回相手のサイドバックをぶっちぎったけど、三笘は凄すぎる、モノが違う感じします。VARの判定は、なんというかVARでむしろ助かったほうの例だと思うんですが、数ミリ(笑)、ボール白線ライン上にかかってた?! 苦笑。いずれにせよ、今日の逆転の2点は勢いと個の能力でしたね。(ちなみに、後半の3-4-2-1。これポイチが広島監督時代に愛好していた特異なシステム。今まで一切試したりどうせ練習もしてないくせに 苦笑)

あくまでW杯のような大会に限られると思うんですが、1敗も許されない本大会とかはリーグ戦と異なって、1発勝負なわけで。ボール支配率や攻勢かどうか、主導権握れるか、安定した戦術があるかとか関係ないのかなって思いました。また、特に日本代表の世界に勝つための”日本らしい戦い”、”ジャパン ウェイ”って、実は案外徹底した守備、カウンターアタックなの?とか感じたりしました。でも、後半とか観てると、選手のレベルは高く、粒ぞろいなのは確かなのですが、なんというか”勢い”とか”前に出る”推進力はある気がしています、それは攻守に限らずで。当然アジア予選などでは、守られる方の立場なので、ボール展開力や戦術、攻め方は優れた監督の下まだまだ(というか、ポイチこれら無策)取り組んでいかなければならないのだが、”強豪国に勝つ”戦い方って、攻守が逆になるので、資質的にも”守備から一気に前に全員で出る”サッカーが志向先なのかね。今回ドイツ戦、コスタリカ戦、本スペイン戦と観ててさ、アジア的なコスタリカ守備固めだとボロが出ちゃって、ドイツ、スペインがまさにそれだが世界でも極端な攻撃的戦術の強豪国相手に、しかも”勝ち星を獲る”ためって考えると、支配率とか主導権とかとまた違う気がしています。オイラも皆も欧州のCLなどの試合を見るし、一般的に終始攻めが観てて娯楽的には最高だし、なんというか理想と向き不向きのアンバランスさを考えさせられました。

でもね、次にあたるクロアチア、強いです 笑。それと、ドイツやスペインと違って、過度な前線のプレスやボール回しもしない。すごくオーソドックスなチーム。でも強固。リスクは負わないし、攻めも強いけど守備も手堅いですよ。なんかこういう相手だと日本もボールを割と保持するので、「で、さあ、どうするの?」みたいな、パスも動きも遅い、攻めあぐねる、一発相手の個にやられる気もしていますが、、、。


毎度W杯のグループ最終戦あたりで、日本だけでなく各国も次の監督(継続、交代含め)報道で情報と噂が出てきます。なんだかポイチ継続(結果優先。ロジックは無し)とか、ビエルサとか名前出ています。ちなみにビエルサはちょっと濃すぎるクセが強すぎるんだけど、彼が陶酔している3-3-3-1且つ超攻撃的且つ守備も前からハイプレス&一斉に選手が前出る速攻は、オイラも大好きで、なんかこれからの日本に合ってないような気もしていて、個人的にはビエルサだったらワクワクが止まらないです。ちなみに彼は代表選手選考の過去の経歴や名声は一切無視するよ。Jリーグから多数選出、しかも今よりもっと若手を登用するでしょうね。年齢+フィジカル+走力&スピード+テクニックだけを見るはずです。ベテランは言うまでもなく、久保くんとか堂安とか鎌田は外れそうな予感。


カタールW杯、面白いです!!
今晩は飲むぞ 笑