pben’s blog

独り社長の酒場トーク

FootballとCamillo

三笘のドリブルに震えています。

サッカーは圧倒的不動の世界一のスポーツだと思っています。実際世界の人気No.1スポーツでしょう?(気になってググってみたところ競技人口ではNo.1はバスケで4.5億人すね 驚。次点でサッカーが2.5億人。ちなみに野球なんて3,500万人しかいないよ)確かに小学生の頃毎朝校庭でバスケやって毎放課後サッカーやってましたね。僕の小学生の頃はクラス全員サッカーやってませんでした?校庭で、公園で、空地で、団地の隙間で、そこらじゅうで。実際僕は中学もサッカー部で、本当は高校でもサッカー部入りたかったんだけど、仮入部期間に校庭に足運んだら、胸板と上腕二頭筋が太い先輩たちに囲まれ拉致され抱えられ違う部に入ってしまったわけですが 笑
今でもネット記事たTVでサッカーよく観ますよ。雑誌はもう紙媒体業界全体が廃れてしまったのもあり買わなくなりましたけど、よく買ってました、マガジン&ダイジェスト、両誌ともワールド版もあってそれも。趣味サッカー、とはちょっと違うな、趣味じゃなくてサッカーオタク。俺、1985年のメキシコW杯最終予選ホームでの韓国戦での伝説のあの木村和司直接フリーキックゴール、生でしかもそのゴール真裏で観てますからね!

僕がアメリカに留学中、留学生同市でよくサッカーやってました(そもそも朝から午後3時位まで単純な英語レッスンだけなんで、飽きるし退屈になるし、午後~就寝までめちゃくちゃ時間持て余すんだよね)。アメリカでは男子サッカーはマイナーだったけど、女子サッカーは人気競技で、ちなみにアメリカでサッカーやっている女子はアメリカ人からみて「最高にCool!」だそうです。留学先は大学及び大学院やビジネススクールに留学する前準備目的の学校だったので、それこそ何か国だろうか、世界中から学生になる為の人たちが集まってました(あえて狙っていたのだが僕が渡米した州は日本人がとても少ない地域でしたし学校も数えるほどしかジャパニーズいなかったんですが)。中国、韓国、タイ、ブラジル、コロンビア、ベネズエラ、メキシコ、イタリア、スペイン、、、忘れたけどまあ多国籍サッカーで。そんな中、ゲーム中に例えば「お前ロマーリオ(ブラジル)だな、少しは走れ!」とか「ザンブロッタ(イタリア)みたいなセンタリングあげろ」とか「ナイスキーパー!カンポス!」とか僕が言うと、彼ら「おお!?」ってなるわけです。つまり秒速でトモダチになり、数時間後には彼らとサルサメレンゲ踊ってどんちゃん騒ぎしてる 笑。俺のルームメイトのダビデはイタリア人でしたが彼アパートでTVの米国野球見ながら真顔で言ってましたもん「ルールがわからない、これどこが面白いんだ?教えてくれ」って。

南米、ラテン系(イタリアもそう)って、陽気、ノリがいい、スキンシップ基本みたいなイメージありますよね。まあ大半が実際そうです。例えばブラジルのクリスティーナ・YUKI(日系、おじいちゃんが日本人だったっけか)は元気ないときすぐ教室で泣きながら抱きついてきたり、ベネズエラのAdrianaはいつも大声で笑ってて休憩時間踊ってた。俺ら日本人って「言わない」「寡黙」の粋ってあるじゃない?「何を考えている?」「言え。なぜ言わないんだ」って一時期しつこくアプローチされイライラしたことありましたね。ダビデには言いましたもん「お前ら自分たちのスタイル持ち込むな、正しいと思うな、アジア文化学べ、だからお前ら馬鹿多いんだよ」ってね 笑。帰国する頃にはどうも俺が所謂一般日本人とはこれまたチョット違うかも?!ってバレましたけど 笑。

そんな中でなんというか寡黙な、孤狼ではないんだけど、落ち着きがあるというか何か影がある感じっていうんですかね、コロンビア出身のCamilloとサッカーやってる時に出会いました。同じ年齢でこれ偶然ですが誕生日が1日違いで。背が高くて眼鏡かけたインテリ風でカジュアルだけどいつも襟のあるシャツを着て格好良いオトコだったね。
留学生は入れ替わりも頻繁で、進学する者・帰国する者(そうせざるを得ない諸々各事情もあるんだよね)、また年齢も千差万別でどちらかというと20代半ば~上は40歳位が多かったんだけど、一応学生なわけで 笑 そうなると喧嘩・仲良かったけど悪くなったり、あっちはキライとかなんかそういう学生的なギスギスもありましたね。
そんな中彼Camilloとは最後までずっと仲良しで、後半はもうほぼ毎日、毎夕方~夜、いつも二人で一緒でした。それが当たり前で自然な感じで。よく飯も食ったし、金髪ローカルナンパしに出歩いたり笑(アメリカは広いです。留学生目当てのコとか、なんというか変なのいっぱいいる 笑)、水よりバドワイザーが安かったのでまあよく飲んだわ、大学の無料のスポーツセンターでスカッシュ日課でやったりしてました(一応Camillo南米だから、負けると汚いコトバ言いながらキレるんだよな)。彼の弟夫婦がマイアミで勤務していたので、時々レンタカーで(12時間 汗)遊びも行った。一度CamilloはAdriana、俺はジャパニーズのリノ(弘前大学出身の超いいコで超美人で超絶天然、今は北海道の高校で教師やってる。リノ今でも俺はサランヘヨ~)連れてマイアミ遊び行ったり。マイアミのナイトクラブで日本人が俺とリノだけだった時は正直ビビりました 笑。頑張って二人でセンターでメレンゲ踊ってたら、客から一斉に喝采浴びたり。懐かしい 笑。愛しているよリノ。ちょうど行った日の夜にサッカー南米予選のコロンビアvsブラジルやってたんですよ、ハナバ料理(焼きバナナとか)のレストランで巨大スクリーンでそれ中継やってて。もう周辺はカオスいやそれ以上の殺気かあれ、車が大挙してレストラン内も満員は当然で怒号と殺気で。当然ハポネーゼは俺1人で。Camilloと付き合ううちに汚いスペイン語・ピー♪ワードもよく覚えたので、コロンビア選手が倒された時かな、俺大声で「×●△×◆!!(お前の母ちゃんでべその最悪級のコトバ)」叫んでみたんですよ 笑。そうしたら一瞬シーンとして、数秒後レストラン中にいたコロンビア人達が「ぐおおおおおお!」って叫んで、ハグされるわ、酒奢られるわで 笑 Camilloメッチャ笑ってましたね。(余談ですが、コロンビア特に首都ボゴタは世界有数の危険な街で、国全体が汚職や麻薬やら問題も抱えていますが、首都はとにかく治安が最悪で、強盗や特に誘拐などが多発。皆チャンスがあれば出国、海外で仕事を見つけて人生を過ごしたい、と思っているらしい)

僕新婚旅行は嫁と一緒にマイアミ行ったんですよ(Camilloは後弟夫婦と一緒に住んでマイアミのショッピングセンター内のツアー会社に勤務)、彼に会いに。さすがに嫁ちゃんはクラブは行かなかったけど、ビーチやら観光地案内してもらいました。
今でも毎年誕生日の時だけチャットだけはし合います。もう10年年前、彼は当時コロンビアに置いてきた彼女と結婚し、今は娘が二人いて、まあオイラもだが、今は普通のI’m a fatherです。Camilloあれだけ結婚なんかしねえ、人生に伴侶や愛だの子供なんか要らねえって、言ってたのになあ 笑。しかも当時「Sex is Sport, same with the football」の具現者だったくせに 笑。

全盛期のロッベンと今の三笘のカットインは誰も止められねえぜ!!