pben’s blog

独り社長の酒場トーク

メッシが神様~W杯決勝終えて

凄い決勝戦でしたね。



デビュー戦が17歳の時だったから2004年で、もう20年程前なんですね。オイラにとっては、メッシ=バルセロナのずっとイメージで、今のパリ・サンジェルマンのユニもしっくりこないし、全盛期のメッシはマジでヤバかった。”神の子”と呼ばれるけど、マラドーナがメキシコW杯獲った時の呼称・連想から来てる部分もあるだろうけど、基本”神プレイ”する選手の呼称ですね。


アルゼンチンのユニも今朝でもまだあまりしっくりきてなくて、少年時代からスペインへ移住しちゃってたし、国代表では全然ぱっとせずタイトルもなかったからそのせいかもしれません。

決勝を見ていても、現在35歳の衰えは隠せず、昔だったらもっと凄いスピードとキレとボール扱いだったけど、もう抜けないなあって。でも得点に絡むプレーの特にボール捌きとパスは、「うおっ!」って唸るプレイはさすがでした。
むしろ決勝で「やばっ」って思わされたのは、フランスのエムバペの方で、彼は止められないだろって…、身体能力は全盛期のメッシ以上に感じる。試合も追い越し追いつけの展開だったのもあり、エムバペの怪物ぶりがインパクト強いので、また、メッシってシャイ&マジメなキャラじゃないですか。元祖”神の子”は、ドラッグx酒x女 笑で、あの風体、俺様キャラだったから、メッシはそれに比べたら、優勝後も振る舞いも謙虚というか大人しいといいますか、カワイイ感じでしたね。

決勝の試合内容ですが、フランスはもう”アフリカン・移民”だってこと。最後フィールドに出ていた選手(キーパーを除く)見てて、知らない人がこれフランス代表だってわかったかなぁって。ラグビーも既にそうなりつつあるんだけど。全然それはいいことで、それだけフランスが植民地化大国であったのもあるけど、移民を積極的に受け入れ、肌色・ルーツに関係なく、個として平等にチャンスを与えている証拠なのかもしれない。オランダなんかも移民積極的だけど、労働者階級目線でオランダのそれは差別だっとオイラはわかっているぞ(Pbenは以前オランダ外資系商社にいたからよくわかる)終盤、背の小さいアルゼンチンに対し、背と身体能力高い選手をどんどん投入して、あれは4-2-4だ、FWに彼らを置いてロングボールで勝負というもろフィジカル勝負を仕掛けてたな。

アルゼンチンは、背は日本人と変わらないよね。でもあの胸板と筋肉 笑。昔からスタイル変わらず、テクニックのブラジルに対し、結構ゴツゴツしたフィジカル(走り)&老獪さで勝負する国。しかも技術も個々に優れてる。決勝のアルゼンチン観てると、我らが日本代表の今大会超絶場当たり守備戦術を、アルゼンチンとかもっと高いレベルでやれるわこれ、って思った。アルゼンチンの守備の寄せも奪ってからの前に出ていく迫力も凄くて、しかも、神様というスーパースターが1人いるしね。守備をしないメッシを攻撃で活かすアレは4-4-1-1というか4-4-1+メッシ(フリープレイ) 笑


労働問題、人権問題、汚職疑惑など色々騒がれた今回の大会でしたが、コンパクトな移動・環境・インフラ含め、プレイしている選手達には評判も良かったのでは?少なくとも観ている側としては、最高の大会でした。交代枠も拡大したので、強度も高く、スピードも速く、ハズレ試合が無かった気がします。

日本代表は「感動をありがとう」とお約束のパターンで、バカマスコミ盛り上がっていますし、ポイチもTV出まくってる。クロアチアに敗戦後暫くして決勝も終えて思うのが、今回日本は”ドイツとスペインに勝ってグループ突破する”ことが焦点・全てだったので、あのサッカーで仕方なかったのかもしれないけど(コスタリカに負けたか 笑)、世界を見ると、”守備はOK”とかそういうことでなくて、もう”全部”やれないとダメなんだろうということ。臨機応変に、フィジカルもテクニックもスピードも、もちろん戦術も。クロアチア、アルゼンチン観ててそう思いました。アルゼンチンの9番は前田大然よりスプリント数多かったらしいし、クロアチアは試合巧者でした。日本はそうだな、最低でも平均レべチ的には、三笘5人+冨安5人 笑


マネーのチカラは侮れない
結果的に大成功のカタールW杯でした