pben’s blog

独り社長の酒場トーク

薄っぺらいJ-Bandの楽曲が刺さらない(毒舌回)

こんなこと書くとファンに刺されそうなんだけど 冷汗



TVで歌番組が結構放送されてて。基本NiziU、Milet出てねえかな、とか、娘とそのトモダチに話題ついていこうと必死の作業で観るだけなんですが。


ちょっと前からそういう歌番組で頻繁に出ている日本の某バンドに違和感があり。まあ出演するくらいだから現代の若い子たちに人気がある、要は売れてることは間違いないわけですが。パンクバンド音楽基調で、熱唱スタイル、歌詞も観るとアツいといえばアツい内容のようで、ただしかし、、、


薄っぺらい 笑

人の人生、苦悩、夢、希望、恋とか高らかに歌ってるんだけど、全く刺さらないのだ。歌詞も直球的というえばそうなんだけど、オイラから観て薄っぺらく浅い。それら歌詞もソングと曲調とのシンパシーも全くなく、正直そこらへんの経験浅い若造が語彙力無きまま何か叫んでる、みたいな。
まあ、言っちゃうとそれはWANIMAってバンドです、はい 冷汗。流行りなの?熱唱している、曲終り恍惚としてるけどさ、薄いんだけど。


この前も出てて、嫁チャンについつい「彼らさーなんつうの、浅くない?笑」って聞いたら、嫁チャンも「うーん、確かに。でも今のコたちには刺さってるんだろうね」と。


俺的個人的所感として、日本の(海外はちとまた異なる)唄でイイ唄、刺さる曲って、基本的に視聴者がうまく言葉にできない、表現できない、何かを、メロディーとソングと歌詞で表現できている唄がイイ唄だと思ってる。また、それら感情に複雑な喜
怒哀楽が伴っていて、それをうまく表現できている唄がイイ唄なんだろうと。


既出のそのバンドは、それらが希薄。だから刺さらない。刺さらないどころか最近では「はぁ」って出てくると苦痛すら感じます 苦笑 国語力がねえだけなのか?なんて辛辣な感想をもっちゃう。なんでオイラはそう感じるのだろうと思ったら、俺=昭和世代、20歳前後の頃、メチャクチャ「THE BLUE HEARTS」にハマったんだよね 笑。「ハイロウズ」「クロマニョンズ」までの全部まで終えなかったけど、ブルーハーツのアルバムとか全部買って持ってました。それくらいハマった、全ての楽曲が当時のオイラには刺さってました。最近YoutubeやY-Musicで久しぶりに視聴してみるようになって、感想はやっぱ「刺さるなあ」「神曲じゃね?」って今でも思いますもん。ネットやYoutubeのコメ欄見ると、同じ感想持っている近接年齢の人すごく多いです。また、今10代―20代の若者で「めっちゃイイ!」ってコメも多くて、すごく嬉しくなります。

ブルーハーツっていうと激しいジャンプ、ちょっと狂ってるんじゃね?って思われるヒロトの歌い方とパフォーマンスに目が活きがちだけど、違うのだ、曲がイイのだ。歌い方x曲調x歌詞が完璧にシンクロしてて、それらがココロの叫びとなって、それらが視聴者に「そうなんだよね」とか「俺の今のモヤモヤってそうなんだな」って同調を生み、優しく寄り添うのだ。


昔、俺はもちろん、実は嫁チャンもファンだったので(唯一の共通の趣味か 笑)、かなり偏ってもいるわけですが、ブルーハーツのネタで朝まで飲めるくらい詳しいしアツくなれます 笑 その中でもし機会が有れば世代問わず是非ということで何曲か紹介させてくれ。改めて思うのは、だから既出の今のバンドに対し、浅いわー、刺さらんわー、って感じるんでしょうな。聞けば分かるよ。うーん、全部イイから選択難しいわ 苦笑


<未来は僕らの手の中>
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デビューアルバムの1曲目。俺的にNo.1の曲。”誰かのルールはいらない、誰かのモラルはいらない、学校も塾もいらない、真実を握りしめたい”が刺さります。魂の叫びの曲。


<イメージ>
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俺的No.2。歌詞が全て刺さる。出だしから”お金があるときゃそりゃ酒でも奢ってやるよ、お金が無けりゃ嫌な事でもやらなきゃならねえ、くだらねえ仕事でもはシゴトはシゴト働く場所があるだけラッキーだろ”ですからね。


<Too Much Pain>
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神曲。失恋ソングでこれ超える曲未だ無いだろ。染みる。歌詞を通しで聞いてくれ。もはやショートムービー。情景が自然と浮かび切ないのだ。


<首吊り台から>
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俺的No.3。”帰り道なんか覚えちゃないさ~、確かなものは欲望だけさ” 最高のクライマックスは首吊り台から笑ってあげることなのだ。


<チェインギャング>
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ギターリストのマーシーのソロ曲。これ刺さった当時の人たち多いんじゃないかなあ。”世界が歪んでいるのは僕の仕業かもしれない~、ひとりぼっちが怖いからハンパに成長してきた~”ですよ。マーシーのガラ声が余計刺さります。


番外編:ザ・ハイロウズ(ブルーハーツ解散後ヒロトマーシーで再結成した2ndバンド)
千年メダル
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神ラブソング。これを超えるラブソングは未だ皆無。調べたら案外結婚式で使われたりしているそうでそれは嬉しい。恋人好きなんだけど己に自立とかシゴトとか自信が未だ無い男子のキモチを完璧に表現。出だしから”永遠に君を愛せなくてもいいか、十字架の前で誓わなくてもいいか”ですよ。この曲ライブで当時最初に歌う曲だったんだよね。


罪と罰
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楽曲超絶カッコイイ。”結局何にもやらないなら、有罪&重罪!”ですよ!


<即死>
、、、”おごそかは嫌だ、くだらないほうがいい、笑えりゃなおいい” いや、もうこれキリがないわ 笑 以上



最近だとザ・クロマニョンズ(ハイロウズの後の3rdバンド)の
「生きる」もいいんだよなあ