pben’s blog

独り社長の酒場トーク

嫁ちゃんの飯がちょっと不味い

在宅・テレワークで働かれている方多いと思います。

 

新型株オミクロンでしたか。ギリシャ文字順的には次がXiクサイのはずが習近平(周の発音がxiに近い)に忖度(忖度www)したかなんやらで1個飛ばしてomicronにしたって聞いて、笑いましたけど 笑、まだまだ流行の再来も気配も消せはしないわけで(ちなみに、弊社の監査役の母国セルビアではもうグチャグチャだそうで曰く「えーっ、お前まだ感染してないのお?だっせー(だっせーは嘘です 笑)」と現地友人グループ内ではむしろこんな感じになっちゃっているそうです)、せっかくこれを機に設定・構築した在宅ワークシステム、新ワークスタイル、オンライン化、ペーパーレス化もそうですが、活かしていきたいところです。皆で雁首揃えて決まった時間に出勤なんて、今や小中校だけでしょう、意味も効果も無いのを分かっていたのに誰もそれを変えずにルール化されていただだけです。もっと言うならば、仕事ができない、上の方の人が、会社に決まった時間に行って皆を目の前で集めて仕事をしているフリをしていた、いやそれが仕事だと勘違いしていただけのこれ産廃文化ですよ。上の方にいくほど心配、不安なんだよ、部下が何しているか見えない、と。要は信用していない、自信が無いからそうなるだけですけどね。その監査役ですが当初言ってました「皆今更テレワークって騒いでいるの?ボクはもう何年も前からテレワーク、在宅、デジタルだよ、どうしても事務所でやる作業有れば事務所も行くし」笑。ちなみに、俺はオフィスを移転し、家より徒歩10分、車で2分で、一軒家の離れにサンダルで行く感じです。オジなので起床時間は変わらず、何だったら7時半にPCを開いて17時に眠くなり帰宅しイチバン風呂入ったりと、農夫かよ 笑

 

さて、そんな中なので、当然家でご飯を食べる。外食が多かったキャリア、日々の生活(怠惰・習慣化していただけ)でしたがそれも激減しましたので、本当に家で嫁の手料理を頂く機会が増えた、というよりスタンダードはむしろそうなりました。俺、夕方のニュース番組とか7時からのTV番組今メチャ詳しいです。個人的にはTBSのNスタが一番安定していてガチャガチャしていなくて好みです。

そんな中、前から気になっていて、実は臭い物に蓋をしていたわけではいんですが、俺の嫁ちゃん、料理下手なんです 笑。当人も得意ではないことは昔から認めているのですが、僕がダイエットに成功しない、血圧が急に上がったのは、コロナ禍影響+彼女の料理が原因だと思っています 笑。基本的に品数は少なく、お互い酒好きなのでビール=味噌汁ですし、基本的にパスタ+カレー+肉炒め+唐揚げ揚げ物+チーズ&茄子のオーブンでなにか+デリバリーが主パターンなのです。(このブログ嫁がもし観たらどこか誰も知らない土地に再度移転しましょう、コロサレル)

 

僕は、実は独りでも炊事選択家事なんでもできます。実際日本では少しだけですが(基本的に女性が暮らしているところに居付いてダラダラしたい派ですが 笑)また米国留学時代はイタリア人ルームメイト(David Franzoni 名前かっちょええよなあ)とアパート借りて極貧だったので全て二人で自給自足していましたから、やればできるコです。

また、仕事柄?キャリア上?笑、舌はグルメな方だと自負しています。美味しいお店も割とよく歩いてぶつかって発見してきたほうですから、舌肥えているクチです。特にワインはもう赤白問わず不味いワインとウィスキーはもう飲めない体になってしまいました。

 

子供たちにこの話題について、慎重に巧みな言葉選択で尋ねてみたところ、ママの料理は美味しいそうです。

 

要は母親の味なんで、、、すよね、とは絶対違う。食材由来の料理もありますが、絶対に味付けと調理法、レシピで差異は出る。もっというと出す品数とその組み合わせの妙とかも大事なのは、これ数学の公式と同じで、母親の味という個人主観ではなく、美味しいものは美味しいのです。その意味で、嫁ちゃんの手料理はちょっと不味い 笑 のです。

 

当然要らぬ夫婦喧嘩はしたくないですし、嫁ちゃんいつも元気で明るくてご機嫌良くて優しくて可愛いくて(ちょっとHなのが 笑)一番理想なので、不味いとかは言いませんよ。ただし、不思議なもので「美味しいね ニコニコ」とかも上手く演出できず、割と黙々と食してしまっています。そうだ、時々事故も起こしてしまい「”今日の飯は”、旨いよね」なんて 笑

俺は女は家を守る、家事をする、働くべからずなんて一切思っておりません。その問題の嫁の手料理ですが 笑、俺は全然手料理に拘りもなくて、外食もOK、今お惣菜、手軽なチンする料理、更に並べるだけの食材とかメチャクチャ充実していてしかも美味しいじゃないですか。コストも変な話、買ってきたりオーダーしたやつのほうがこれ安いんじゃね?と感じるくらいですし。また、基本的に夜の食事は、酒のつまみとしての立ち位置しか考えていないので、美味なおかずが数品有れば、白米も味噌汁も要らなかったりします。社会制度というか企業体制(だいぶ改善しました)とかもあって、確かに日本は女性が働き続けにくいです。タイでは訪問するユーザー出てくるのほとんど女性、なんだったら上層部の怖い方々もほぼ女性 笑。僕がタイの母と呼んでいるビジネスパートナー様曰く「タイ人男はだらしない、だから女性が頑張っている。だからイープン(日本人)男性をタイ人女性は好き!一生懸命働いてくれるから」だそうですが、俺の嫁も働くのは全然OKだし、うまく表現が見つからないけれど、可哀そうだなって感じることもあります。

 

でも実際所謂一般企業・正社員に戻れないんですよね。当人が一番わかっていること。現実的にパートや単純作業ワークやサービス業になってしまうんです。しかしながら、平日例えば9時-17時に恐らく俺らオジよりフィジカル的にハードワークでも見合った収入が入金されないという現実。何か専門職的な有資格職、クリエイティブな仕事とかじゃない限りにおいて、厳しい現実です。

 

そんな彼女ですが、不定期で近所の海苔の加工屋(とはいえ、近所のママ3人と社長一人がいる海苔の二次加工?屋かな)バイトで手伝ったりはしていましたが、本人の幸福感に対する考え方もあり、実は働きたいわけではないのです。俺の会社を手伝わせようとも実は内心ドキドキ(油汗という意味で)しながら声掛けしたこともあるのですが、当人曰く「世間で変わらず頑張っているキャリアウーマンも素敵だと思うし、すごいと思うし、羨ましいと思うときもあるけど、私は自由にママ友たちとランチしたり、海苔手伝ったり、家に居て編み物したりお昼寝とかもすごく幸せだから」と。いや、万が一俺が突然死したり何かあったらどうするんだろう?と思いますが、「何とかなる」(根拠なきAB型の自信は最強です)だそうです。心配なので、数年前に俺の生命保険の死亡保険金額を爆上げだけしておいてあります 笑

 

そんな彼女も、今年に入って、何がきっかけだったのか今も尚真相不明なのですが、いわゆるホームヘルパーの仕事を始めました。まだ勉強不足でわかっていないのですが、有資格者と無資格者があって、彼女は後者で、基本的に身体接触は不可で、要は一日2-3件小1時間お邪魔して、部屋のお掃除と買い物代行してあげて、あとはほぼお喋り相手ホステス業務だそうで 笑 御年寄って高齢者って基本的に一方的に話聞いて欲しいだけじゃないですか、そういう点では彼女静かな、受け身タイプなので、向いてはいます。ただ管理センターでは、前者有資格者が圧倒的人不足という問題を抱えており、土曜だけのx10回?の資格取得コースに最近通い始めました。正直、当人は若干の戸惑いは有り、たとえ資格を取得して後、じゃあ身体的接触という要はシビアな要介護者へのヘルパーとしてのケア業務に対し、自身が無いというか耐えられるかわからないそうです。しかし、「資格を取る」というシンプルな新しい目標、このヘルパーという仕事が今後日本でとても大切な国も責務を負うフィールドである点、また通っていると10代、20代の若い男女も非常に多く、曰くそのコたちがとても性格の良い、素晴らしいコたちだそうで、彼らとの週一のコミュニケーションがとても楽しいそうで、良かったなあと思っている次第です。

 

もう10年も前に母親は他界してしまい、彼女のお母さんも3年前に他界してしまいましたが、記憶を遡ると確かにばあばの手料理も不味くはなかったけれど、口に合うか合わないかでは合わなかったんです 笑。俺の嫁もそこを引き継いだのでしょうか。

俺の母ちゃんは調理の仕事をしていたこともあり、+そりゃ息子ですから母親の味は超絶美味しかったです。地元のツレが高校生の頃ウチに遊びきたとき「お前ん家の飯うめえからさ、食っていきたい」って言ってましたからね。哀愁モードになってしまいますが、この10年~今も尚、あの「ぜんまい煮」の美味を探し求め彷徨っていたりします。そもそも今時のママたちってぜんまいで料理もあまりしませんよ、嫁にもトライさせたりし大方の予想通り期待を裏切らず撃沈し(あのさ、ゴマ油の味自体どこに消えたのよ 笑 と)、自分でもトライしてみましたが、届かない。最終的に以前お世話になっていた経理のおばちゃんに「ぜんまい煮作ってパックに入れて持ってきてくれませんかね?」と懇願するお始末です。

 

ぜんまい煮が上手くて、安室のLove Storyを上手く唄える女性には、秒速で落ちます。