pben’s blog

独り社長の酒場トーク

妹の心兄知らず

兄妹はとても仲良しですが。


下のJK1年目の娘が初めての1学期を終えようとしています。定期テストも期内2回目で、いよいよ校内学力が試されるわけですが、先ほど日中に家族LINEで「数A\(^o^)/オワタ」とメッセージが 笑。それはそれで笑って終わりましたが続けて、「これだけ頑張ったのにどうしていいからわからない」「いよいよ塾かな」と弱気というか、初めてかなそんなこと言うのは。


現在大学2年の上の兄Jr.は親か見ても贔屓目無しで優秀でした。中学校では常時学年1位を取り、高校は私立は県内1位の某高校を特待生合格し、最終的に進学先は県立県内1位の某高校へ進学。大学受験生がよく受ける駿台模試では、1度国語で全国4位、英語で11位を取るくらい。死んだオイラの母ちゃんが「○○ちゃん、アタシに赤門で一緒に写真撮らせて」なんぞバカなことを言っていましたが、ガチで文系希望だったら東大現役で受かっただろう実力でしたが、高校在学時になぜか天体・気象・サイエンスなどに関心を持ち、大学行くなら理系オンリー!となり、決して本来得意ではないほうの理系を勉強し、最終的に北の大地の大学へ進みました。コレ、こうなったのオヤジ=オイラのせいもある気がするけどな 苦笑。「理系は文系になれるが逆は無理。研究開発から営業には行けるが営業から研究開発には絶対いけない」とかよく話してたんで。だって実際そうでしょ。

お兄ちゃんは、オイラも途中「やりすぎじゃないか?」と塾長に苦言申すくらい、めちゃくちゃ勉強してました。当人も能力もあったし、ある意味ゲームというか、他人とテスト結果で上になる、塾で選抜されたクラスにいる特権感は、心地よく感じていたそうです。


翻って、下の娘、妹ですが、今まで一度も塾には通ったことありません。なんだったら、「行きたくない」と、将来も具体的にいい大学に進むとかも関心が無いというか遠ざけており、実際中学校の成績も上位20名くらいのポジションにいたのだが、内申点をフルに活かし、当初予定よりうんと下位の偏差値の高校を受験しました。一方で、意外に英検準2級とか中学校時代に取得しているので、おバカチャンではない。ただ、小さい頃目の前で「ひたすら受験、ひたすら勉強」しているお兄ちゃんの姿を見てきて、「ここまでやらないと希望の、いい大学進めないんだな、アタシは無理」と感じてしまったそうです。春先にJr.が帰省時に「俺ね県立入試485点/500点だったけど」と妹(彼女は確か350点/500点かな)をちょっと小馬鹿にするというかイジった時があって、その際に下の娘怒るかなあと心配して見ていましたが、案外「えっ?!すごっ。アタシ無理」と。高校進学するあたりからかな、よく言うようになったんすよね「大学行くかも決めてないし、高校生活でやりたいことあればその道で行く。専門学校かもしれないし。っていうか、その時になって自分の学力に合った進学先・進路先を選ぶのみ。勉強はしない」と。


その彼女が冒頭のようなLINEを初めて投げてきたので、早速今日は日中の業務・シゴトなんぞ後回しにして、早速塾行脚してきました 笑。前からこういう事態はある程度予測しておいたのもあって、当人が「塾行きたい」「学力伸ばしたい」とか、あくまで自ら行ってきたら動こうと決めていたので、候補は2校程あったのです。大手や全国区の塾ではありませんが、幕張近辺で開校10年ちょっとの塾ですが、非常にいい。個別授業と集団(ただし6-8名が限度と決めている)を両方ミックスしていて、常勤先生5名で約70名を見ている。アルバイト大学生講師ゼロ。塾長は比較的若く(40代?)、イケメンなのだが 笑、俺の意地悪な、変化球、誘導尋問に対し、全て明瞭にスパッと回答してきます。先ずは、穏やかなというか家庭的な面倒見の良い空間環境で数学1科目から通わせ、「勉強すれば伸びるんだな」と彼女に味あわせたい。このイケメン塾長も言っていたが、”できる”という体感から→”進路選択幅が広がる”んじゃなかろうかと。最終的な進路選択が、「洋菓子作りたい」なら専門学校もいい。「保健室の先生なりたいな」だったら、偏差値にとらわれず大学選択すればいい。「大学とりあえず行ってまた考えて。サークル&バイト楽しみたい!」だったら、ハイ、K応ボーイにナンパされるほうがいいから、K応行くか最寄りの品の高い女子大いったれ!勉強せい!となるわけで 笑



自由という名の放置はいけません。
過剰な管理・要求・干渉もいけません。
ずっと寄り添うのみ。常に味方だよと。
そっとサポートしていきたいと思います。