pben’s blog

独り社長の酒場トーク

久しぶりの上海~中国は超絶キャッシュレス社会

カネがあるのに無銭状態。焦りました。


4年振り?でしょうか、久しぶりに中国、上海で過ごしました。(※この記事は帰国前に書いています)

全体的な印象として、なんというか、以前よりさらに近代的になっているというか、よりスリムに、スタイリッシュになった印象。さらに、あくまで以前と比較してだが、整備・効率化されているというか、”整っている”感じがした。滞在中、長興という上海から西へ200km程離れたエリアへ車で移動しましたが、高速道路も前より整備されていたし、SA(サービスエリア)も全然綺麗になっていて、それこそ日本のSAと遜色なく。


(変な店あったけどな 笑 セブンセブン、7時から19時までなんでしょうなきっと 苦笑)

前半は世界中で毎年行われる業界展示会の中国開催バージョンで鬼のアポ商談。皆が皆面会するのも数年振りで、今回はガチガチのアポイントで結構多忙。話題の半分が「元気だったか?家族はどうだ?」、「辞めたの会社?彼/彼女」「え!結婚したの?」とか生存確認というか直近私的動向確認みたいにになっちゃったりもあったけど。


(上海の展示会は、同じ内容で開催される東京版の20倍以上の大きさ、会場広さと思う。メガ展示会。)

ちょっと業界的な真面目な話だけど、改めて今回感じたのは、①中国はもはや日本なんて相手していない
、②日本もそうだけど特に欧米は中国がないと生きていけない、③中国のインフラ、工場、開発技術レベルはとっくに想像を遥かに凌駕しているレベルである。ということ。ヤバいぞこれ。

と、まぁこんな所感なわけだが、兎に角一番インパクトあったは、以下。
外国クレジットカード一切使えません!
銀聯カード必須!
No 電子マネー、No Life!

です。コンビニだろうが、KFCやMacだろうが、地下鉄だろうが、どこにいこうが、酷いと宿泊先だろうが、全てQRコード決済で電子マネーがないと、”アイアム ノーマネー”になります!
処置方法として本来外国人客は、クレジットカードやデビットカードで決済したり、現地ATMで人民元キャッシュを引き下ろしたりできればいいのですが、これが兎に角一切機能しない。お店によっては拒否される。この問題で、オイラはもちろん周りのジャパニーズも、バーで支払いしようとしていた欧米人らも、皆トラブりました。調べたり、現地の中国友人らに確認してもらったところ、どうやらコロナ禍中のある時期(不明)を契機に、特に海外で取得したクレジットカードやデビットカードで主に、VISA、Master、JCB、アメックスにさえも、規制がかかった模様で、プラス電子マネー化の加速と推進政策で、Wechatやアリペイなどの電子マネーつまり+中国銀行口座紐付けや、銀聯カードのみの決済に、大きく転換されていました。つまり、今後中国へ渡航する場合は①大量に日本円キャッシュを持参、②日本で銀聯カードのクレジットカードを申請取得しておく(三菱UFJ系や三井住友系が現在発行している?らしい)、③中国の友人に頼んで、銀行口座を作ってもらうか借りるかもしくはキャッシュを渡すか何かして己のWechatマネーに入金してもらう、しかないのだ。

オイラは日本円を2万円だけ持参していたので、それをとにかく両替しておきましたが、逆にいうとそれ以外は「ノーマネー」状態に陥りました 苦笑。ホテルは上海の友人が支払い、プラス「なにかあったときように」と小遣いではないけれど 笑、500元くらい渡される(借りたんで返すけど)お始末。

(オイラ、これ、もし現地の女トモダチにおカネあげることになっていたら、どうやったんだろうか 冷汗、、、とバカな妄想しました 苦笑)

巷では「コロナ感染対策で現金に触れないようにした」とか、「7月以降ここらへんの金融関連規制も変わる、戻る」とか様々な噂はありますが、現地のキャッシュレス社会が今後変わることはないだろう。それどころかどんどん加速していくはず。当然それに合わせたスタイルも我々外国人にも必須になっていくので、例えば短期渡航・滞在でもこの社会に合わせた応対が個人でも金融会社のサービスでも必須だろうな。


(ここは俺に払わせて→カード使えず+No 電子マネー & No キャッシュ→現地友人から結局奢られ、で恥をかいたという)


マックでコーヒー一杯すら飲めません!!
( ゚Д゚)