pben’s blog

独り社長の酒場トーク

バランスでなくブレンド

ワークライフの話です。


良くも悪くもオイラは、仕事とプライベート、公私といいますかね、ミックスしちゃっていると思います。公私混同というか。
初見の人には割と驚かれるんですが、特に電話している様子や声を耳にすると「トモダチとお話ししているかと思いました」って言われることも多々あり。

時々思うのですが、オイラにとって友人って誰だろうと考えるのですが、中学からのツレたちは、今ではもう何年も会うこともなく(だからといって縁切れではないけど)、頭に浮かぶメンツはそれこそ仕事を通じて知り合ったり、今もまさに仕事相手・パートナーである面々だったりするわけで、相手はどう感じているか知りませんが、基本的に友人と仕事している感覚さえあります。例外はもちろんあるけどれど、つまり商談も営業も基本的にトモダチと喋っている延長に過ぎない 笑。接待や会食もトモダチと飲み会やっている感覚なので非常に楽しいだけなのだ。

逆に言うと、仕事で縁が切れようが、担当が変更になろうが、基本軸がトモダチなので、あまりそれ以後の付き合いに関係ないのです。結構仕事で縁切れると冷たくなったり疎遠になるヒトっているじゃないですか。自分の場合、それはないです。かといって、トモダチ関係で無理に縁故とか商売振るとかそういった甘えの心理もなく、元来トモダチなんでビジネスにおいては言いたいこというし、要求もするし、忖度しないので、それはそれでスッキリとした関係だと思っている。

海外出張や先日の旅行などで数日オフィスを空けると、当然業務はたまっちゃうから、復社後は慌ててやらなきゃいけないシゴトがあるのですが、そうでなくても、週明け・休み明け前日は、早く仕事したくてたまらない衝動にかられます。サッカー観たり、ゴルフ行ったり、ディズニーランド行ったり(家族はもう誰も一緒にいってくれないけど 笑)とかのように、愉しくて仕方ない楽しみが待ち受けている感覚とはちょっと異なるけど、仕事をこなしたくて仕方ないし、連絡したい相手に早く連絡したい日々衝動だったりします。

24時間ぶっ通しは心身的に無理でしょうけれど、基本24時間シゴトしていてもOKだと思う。ってか、日常的にアタマの中でずっと自分の商売と会社のことを考えているんだと思います。それはストレスとか過労とかといったものではなくて、買い物行こうが、ネット観るのもそうだし、ヒトと話している時も、全てなんらかしら得る情報はシゴトに関係はあるとは思っているので、どこにいこうがなにしていようが興味深々ではある。

働き方改革」が叫ばれて以降、所謂「ワークライフバランス」が着目され、要はプライベートと仕事をはっきりと区分し、労働時間とプライベート時間を正確に分けて、趣味や人生を豊かにしていこう、みたいなものだと思うのですが、自分の場合は仕事とプライベートの垣根がよくわからなくなっているので 苦笑、オイラは「ワークライフブレンド」です。

唯一デメリットとして、「オーバーワーク」が挙げられそうですが、オーバーワーク大歓迎です。今のところ全然元気モリモリなのだ 笑。必然的に、自分で仕事の時間や内容を決める裁量の大きい起業家であれば、「ワークライフブレンド」を成しやすいとは思いますが、たとえサラリーマンだったとしても、仕事もプライベートも両方充実=幸福じゃないですか?
以下は、Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏のコメントで、
 「実のところ、私は『ワークライフバランス』という言葉さえもあまり好きではありません。誤った解釈につながりかねないと思うのです。私自身は仕事をすることでむしろ元気になれます。価値を提供しているという実感や、チームの一員であるという実感など…、まあ何が自分にエネルギーを与えてくれるかは人それぞれですが。そういう仕事で得た幸福感が、私を家庭でもより良い人間にしてくれるのです。より良い夫や、より良い父親にしてくれます。逆もそうで、家で幸せであるほうが、社員としても上司としても、それ以外の様々な面でも、より良い自分を引き出せます。もちろん、どうにも忙しすぎて、物理的に時間が足りないような時期はあるかもしれません。でも本質はそこではないのです。大抵の場合は、『そのためのエネルギーが残っているか』ということが問題で、つまり『自分の仕事が、自分からエネルギーを奪っているのか、与えてくれているのか』ということに尽きるのです」


公私混同は自分にとっては褒めコトバ