pben’s blog

独り社長の酒場トーク

新入社員諸君

入社式もオンラインですかね。


そもそも入社式って日本独自の文化な気がしていますが、世界ではどうなんでしょうか。個人的には好きな風習ではないと思っていたのですが(戦時の軍隊の匂いがするんだよな)、最近歳をとって、逆に面白いなコレとも思うようになったり。
そんなことを思いながら、今年度春は幕張から外にあまり出ていないので、街で新人が歩いている光景は見ていませんが、昨日は入社式でしたよね。

希望と不安が交差したかなりピュアな新社会人ですが、一方で実際問題として、1年目の退職率が10%、3年以内の退職率にかぎっては30%を超えているんですよね。実は自分もこの枠に入っていた口で 苦笑。結果的に今の状態を見るとオール全てがいい経験だったと振り返れますが、数字見ても3年続かないんですよね新入社員って。

そんな新入社員にメッセージを、Pbenが一方的に贈りましょうかね 笑


<大手・サラリーマンとして入社した諸君へ>
 君たちが40代に差し掛かろうとする頃には、年功序列は完全崩壊していると思います。社内(上司)ネゴしようにも、その多く、団塊世代はとっくに消えてサヨナラしているでしょう。つまり、上・役職は今はまだ詰まっちゃっていて、今の40代は出世しようにも席が無くて大変なのですが、君たちにはチャンスは多く訪れるでしょう。
 もし希望の業種の会社に入社できたのあれば、それまでできれば耐えて辞めないでおきましょう。ちょっと長期の大学に進学したくらいの気持ちで、来る時まで知識・経験・人脈・スキルをひたすら積み重ねればいいのです。はっきり言って甘ちゃん素人童貞の君たちに会社は支えてもらおうなんぞ1ミリも思っていません。だったら、会社の資金を利用して学習するのだ。しかも給与まで貰える!そう思って精進しましょう。
 しかし、万が一、会社の中で希望の職種とは異なることをやらされ続けたり、人間関係(虐め)で悩んだりしたら、さほど勇気も要らないので素直に人事にそのままぶつけましょう。どこも新入社員は売り手市場で新たに獲得するのは難儀です。きっと話は聞いてくれるはず。どうか心身だけは壊れないようにお祈りします。
 一方で、理不尽な事やどうしようもできない事は多々訪れます。君たちが入社した会社でさえ将来どうなるか分かりません。突然リストラが始まったり、いきなり社長が中国人になるかもしれません。そんな世の中です。会社の中には悪人もきっといっぱいいます。それは学生時代には出会ったことも無いくらい陰湿で計画的な犯行です。そんな時は、退職を検討してもいいんだと思いますが、できればそう決断する前に、「フリーになっても活躍できる知識とスキル」を今いる会社でできるだけ築き上げておきましょう。用意は周到にです。たとえ会社に居残り続けてサラリーマン人生を貫徹する場合でも用意は周到にしておくことはメンタル的にもきっと諸君を支えることでしょう。
 最後に、それでもどうしようもなくなった場合。とっととそんな会社辞めちゃいましょう。希望と異なる職種で、イヤな野郎ばっかりで、希望するスキルも経験も伸びそうになさそうで、待遇も良くならず、ガチでそのまま己を放置すると心身崩壊してしまいそうな場合には、サヨナラしちゃいましょう!Pbenは個人的には年収400万ー900万の人間の生活レベルなんて大差ないでしょうと思っていますし、どうになかなる、なんとでもなるぜ人生・生活なんてさ、と思っています。また、転職においても、少なくとも辛かった、無意味だったかもしれないそれらの経験は必ず役に立つと思っています。君たちが嫌になった会社は、いずれ必ずダメになる会社だ!くらいに思って、とっととお別れしちゃいましょう。


以上、メッセージでした 笑
経験と起きたことだけを羅列したPbenのキャリアは以下な感じですが、
①大手専門商社で部長に回し蹴りをくらって退職決断→②ちょっと某大手スーパー会社の子会社の印刷会社で営業補佐のバイト(これ今思うと結構楽しかったな、年下の営業上司女性とアバンチュールも 笑)→③アメリカへ留学(カネが底をつき、最後来る留学生の入寮・生活サポをするバイトでもそんなオイラも留学生状態だった 笑)→④日本で就職活動しながら都内大手塾講師から最後は塾長になってしまった(退職時全生徒及び一部ファンお母さんらがが教室に押し寄せた品川区は旗の台の伝説の講師です 笑)→⑤教育・文化系媒体紙の広告代理店で2年目で東北支社を立ち上げ仙台支社長を襲名(マジで楽しかった東北ライフ。嫁チャンは今でも懐かしんでおります)→⑥そろそろ当初の①に近い業界に戻らな、東京にも戻らなアカンかなってことで今の業界に到る(最初は独りでメーカー海外営業部担当→EU向け販売窓口だった商社にスカウトされ→ちょっと訳アリのキャリアがあって 苦笑→最初のメーカー時代にアメリカ向け販売窓口だった商社にスカウトされ)→⑦なう、です。振り返ると不幸があったか?と言えば全くないです。全て⑦なう、につながっているのだ結果的に。少しだけ公開しているのは①を5-6年経験積んでも良かったのでは?とも思わなくもないですし、また、途中の④についてはヤッテしまった感が残るというか、やるなら本気で!とやっていたので、無責任だったかもしれないかなと。まぁ、でも普通に家族持って、養えて、会社も順当にいっているし、生活もOK!業界・業種も多岐に渡り知り合い、友人も増えました。なんだったら、⑥の時のEU向け会社の窓口が今のオイラの会社の取締役だったりするのが面白い 笑
きっとなんとかなるし、どうにでもなるのだ、と思う。


以上だ、諸君!
ただし、一言だけ。
全部本気でやれ!!