pben’s blog

独り社長の酒場トーク

シリアス2024~続き

石川県に帰省していたフレであり先輩が一昨日東京に戻ってきました。



やっと昨日東京に戻ってこれたということでTEL談話。俺的には(俺のことはどうでもいいのだが)新年のこの震災以降なんとなくココロがモヤモヤというか、億劫というか、詰まっていた感があったので、昨日話を聞いてスッキリというか詰まっていたモノが取り除かれた感がある。

疲労・徒労感が拭えず、あまり良く眠れないそうで、また、夢で地震が出てくるそうで、カラダもふわふわというか揺れを感じるとのこと >.<。。。声は元気でしたし、当人も実家も皆無事と言うことで良かった。

東京に戻る前の先週のLINEのコピペになっちゃうけれど、コレそのまま現地のリアリティ感じれると思うので貼る。

「お疲れ様です。1日は避難所に身を寄せましたが、2日は家に戻りました。ライフラインは水道が市内全世帯断水ですが、井戸水のお陰で多少不便ですが、トイレもシャワーも使えます。
瓦礫の片付けは2日に、雨漏りへの家の中での準備は今日だいたいできました。(大雨で瓦が落ちたところから雨漏りし、屋根の直下の2階はギブアップし、1階に寝床を移しました。)
まだ復旧作業が本格的に始まってませんが、屋根の修理は専門家のプライオリティが低く、しばらくは無理みたいです。帰る前になんとか応急処置だけでも目処付けたいと思っています。
新幹線は開通しましたが、在来線が駅舎などの崩落で、目処が立っていないので、8日あたりに金沢まで地元友人に送ってもらい、一旦東京に行きます。
妹が入れ替わりに来るらしいので、こちらもしばらくは行ったり来たりになりそうです。
断水の復旧は世帯数に比例するみたいで、阪神3ヶ月、東日本5ヶ月、熊本1ヶ月、2007年の能登半島地震の時は10日くらいだったそうです。2007年の時よりは規模が大きそうですが、なんとか1ヶ月以内に断水が復旧しないかと。
あとは修理の順番を待つしかなさそうです。
避難場所の生活状況が厳しく、家にいられることがいいみたいですが、親戚、近所の友人がシャワーやトイレの水を借りがてら、気にしてくれるからなんとか大丈夫かなという感じです。
ご心配ありがとうございます。」


実際のところ、家の周辺・近所では倒壊した棟もあり、また、家自体が水・電気が使えるのがミラクルに近い感じっぽく、多分知る人ぞ知る、ご近所だけが知る、穴場避難所的機能になっている模様。ただし、石川県被災地・七尾市から南へ新幹線駅につながる道路は当面断裂しているそう。余震だけでなく2度目の地震可能性も懸念され、やはり、滞在中に、現地お母さまの今後の住み処なども話し合いになったそうだけど、今は直後ということで、この件はしばらく棚上げっぽい。
被災が最低限だったため、例えば土砂・倒壊の片づけ等は必要なく、今後も彼は度々実家に行くそうだが、それは事務作業だそうです。要は役所への被災届、保険請求などそういう事務ワークのフォローで行くことになりそうだとのこと。
ちなみに、TVやニュースで放送されるのは、最低・最悪の被災事例がどうしても目立ってしまっており、現実は現実で起きている事例なのだけど、幅広く多種多様な実態がある、とも言っていました。そりゃそうだよね。

初動から数日たち、俺的に思うこと、感じたことが、
・山が多い地域、道路が少ない地域は震災で陸の孤島になる可能性?(和歌山県とカ例えばだいじょうぶ?)
・政府が被災地来訪、ボランティア、物資輸送についてやや極端に抑制し過ぎか?(民間のアイデア、力は国を超える場合も)
・古い建築物維持と安全は紙一重?(古民家、古き良き文化・景観維持の功罪)
・必要なのはカネ、見舞金かも?(カネで食料は帰る。帰省するにも足代はかさむ)
・日本は地震有りきの国家だった(当たり前だが再認識させられる)
・天候(雪と寒さ)は防げない(猛暑も酷かったし危険だけど、大雪はそれ自体災害って感じる)
自衛隊にはリスペクトしかない(時々、国家の仕事するべきだったと顧みる時あるんっすよね)
ダウンタウン松本への文春砲とかマジでどうでもいい(日本のバカマスコミ、マスゴミ見てると毎度憂鬱になる)
 など


関東大震災が再び襲う可能性は30年以内で確率20%