pben’s blog

独り社長の酒場トーク

シリアス2024

サワディーピーマイじゃない年始になりました。


いつもとはちょっと異質な体感となった三が日でしたね。あけましておめでとうございます。


とても正月3日の平和の国とは思えない紙面

先ず能登地震の方ですが、自分が起業前に努めていた会社の直属のボス、歳上とはいえ今でも友人と思っており年末一緒にカラオケ行ったばかりのその先輩が、石川県七尾市が実家で、ちょうど帰省中なのですが、モロ直撃喰らいました。ご実家がお母様お独りなのですが、曰く「東日本大震災時もっと凄い」地震だったらしく、家が「半壊した」とのこと。屋根の瓦が崩壊し2階が住めない状態らしいのですが避難所ではなく1階になんとか過ごしているそうで、ただし七尾駅から金沢駅方面まで一般道路は通れず、ローカル路線も駅が崩壊しているようで七尾から動けず。家の片づけ、インフラ整理、修理順番待ちなどで、早くて8日(祝)に一旦東京に戻れれば、といった今日現在そんな感じだそうです。マジかー。。。

そんな感じで2日は、年末年始北の大地から帰省中の我がJr.含め家族で自宅で過ごしていたら、緊急速報でJALと炎の画像が。
5日から大学授業開始のJr.は3日の夜のフライトを予約していたわけですが、ご存知の通りこの有様で。

羽田パニック

遅延・欠航が入り乱れるカオスな中、最終的に我がJr.は予定のフライトを1本前に振替し、それでも4時間の出航遅延を経て、新千歳空港に到着が0時過ぎ。臨時の札幌市内行きバスになんとか食らいつき、家に着いたのは2時半くらいだった模様。ちなみに事故が起きたフライトも新千歳ー羽田のJALで何度も同じフライトに乗せたり乗ったりしたこともあり、一瞬冷汗をかいた。
上記の震災に比べれば全然大したことないので、結果オーライですが、いつもの正月とは違い、とても疲れたし、そしてなんだか憂鬱な新年2024開始感は拭えない。

いつもはのほほんと過ごしているわけですが、こういったことが起きると改めて色々感じさせられますな。
・幕張で巨大地震が起きたらどうするか?
津波のリスクはない土地にファミリーは住んでいるのか?
・いざとなった時、陸海空いずれかでアクセスできるのか?
・ファミリーや身内が有る程度地域分散して住んでいるほうがリスク軽減できるのでは?
・いつも流し見したり、居眠りしちゃってたりする、搭乗機内のレスキュー動画は案外侮れない、ということ。
・日本の建築家屋の耐震レベルの高さ、日本人の品位の高さ(中国人友人曰く、中国では多分全壊するし、機内ももっと騒ぎになりえらいことになるだろう、とのこと)
・国内外問わず、ヘルプのネットワークはあるのか?
・個人の危機管理能力とかサバイバルスキルは結構重要かも
などなど。

東日本大震災の時、当初原発事故でカオスだったじゃないですか。あの時思い出すのが、台湾で1社社長(実は今はちょっと関係ビミョーなんだけどさ)、タイで1社社長(タイのマザー)がガチで、移民と受入を真剣にオファー来たんだよな。感謝です。

そして思ったのが、しばらくは年始出勤、会社に出向くなどの行為は本当にくだらないくらいどうでもいいのでは、と。早くてもう9日まで先ずは色々整えてから始業でいいよね。個人的には、勿論道路アクセス次第だけど、上記の先輩友がしばらくは東京から石川県に通うそうなので、単純肉体労働作業人員で一人でも多い方がいいならば、俺は七尾出向く覚悟ですと伝えてある。


ゆっくりいきましょう