pben’s blog

独り社長の酒場トーク

美容業界が強すぎる

美容業界が絶対的に強すぎる。。。


昨日より日本最大級の美容業界の展示会フェアが開催されています。

コロナ規制解禁ということもありますが、それはもう物凄い人の数でした。この展示会は、ダイエット食品・サプリ・化粧品・美容機器・サロンやエステ周辺器具など、美容全般の業界展示会。Pbenのお客さん販社さんも出展しているので、毎度足を運びますが、今回の来場数というか会場の人の数・熱気が凄く、もはやカオス、、、。BTSのコンサートか?と笑。
来場者の体感9割が女性で、通常より安値で品が買える物販も兼ねてはいるのですが、要は”キレイになるため”のあらゆるモノが揃い、そして業界展示会なので”美をビジネスとする”目的の業者さんやサロン・エステオーナー、関係者がうじゃうじゃ集まっているわけです。美の市場はいつの世も廃れない。美はカネとなるのだ。


老若男女問わず、例えば男性では筋トレ、最近ではメンズ化粧品とか流行っているわけですが、女性も死ぬまで美しくありたい、若くありたい。そこにできるだけ最新のトレンド、他人がまだ知らぬ美容を探し求めこれだけの来場者がきている。サプリメントでいえば、「ダイエット」「美白」「美肌」など、要は広く長く売れているモノって、結局は”見た目が良くなりたい”欲望が尽きることなく、それは巨大な市場=ほおっておいても売れる市場がそこに形成されていることを、今更ながら再痛感した次第なり。美味しいグルメ、健康寿命、娯楽とかなんかより、”美”には皆カネを落とすってわけだ。
一方で、この市場独特の難しさもあって、サプリだろうが機器だろうが化粧品だろうが、通常は有名なタレントを使ってCMや雑誌やSNS広告などがそうだが、ここ最近一番売れる市場は、「一般素人がSNSでバズる」形。それが難しいのは、販社が仕掛けるというよりも、日々なんとなく視聴者が観ているTik Tokerさんなどが「コレね、いいの!痩せたよ」とか「コレ買ってみたら肌がつるつるになったの!」でバズることです。なんというかヤラセや宣伝臭が露骨なモノではなく、できるだけ身近な配信者が日記の一環でつぶやく、コレです。そこには薬事法の規制も景示法の規制も関与しないので、なぜなら”一般使用者の感想”なだけだから。最近CMや雑誌広告なんかでは、”機能性表示”だの”特保”とかの食品や製品が出ていますが、規制はありますから表示や表現は縛りもあり故に化学的な説明になりやすい。”アタシが使ってみてよかった、○○〇な効果があった”という身近な配信者のわかりやすい感想には、いくら広告費をかけた戦略を練っても、勝てない。この展示会では各ブースで実際にモニター体験できる商品コーナーもあり、そこで実際に化粧品クリーム塗って一瞬で肌ツルツルになったり、施術で顔や腰が数cm小さくなったりする。そういったわかりやすい体感がある商品もそりゃ売れるわけだ。

Pben的には、医薬品原料だったり、化成品原料、食品やサプリで言うと美味しくなる原料・関節痛改善・ミネラル補給成分等々やっていますが、昨日思ったのは、やはり「美容は強えわ」と。一方で、イイものが決して必ず売れるわけではないので、なんといいますか、販社やその先のユーザーに”刺さる”なにか。それはパッケージデザインだったり、販促の仕掛け方(TVではな無名だけどTik Tok内では有名な人を探し出会う)、処方で良く見せたり、キーワードだったり、とか。そういう勉強やセンスも日々精進ですな。


ということで2023年はこれから
キャバ嬢と付き合いたいと思います!