pben’s blog

独り社長の酒場トーク

創業5年目を生き残る

創業5年の企業の生存率は40%だそうです。


所謂ベンチャー企業などに絞るともっと低くなるそうですが、いずれにせよ6割以上の起業会社が5年以内に倒産・廃業に追い込まれてるという実態。オイラはよく分かるのだが、基本的に法人の借入金の連帯保証人は社長自らになっている場合がほとんどでしょうから、倒産=個人も破産に追い込まれる社長がたくさんいるのだ。

そういった中、今月からなんとか5期目を迎え、今週末に登記上は5年目を迎えることができた当社だが、6年、10年後となるともっと厳しい生存率なんだろうから、引き続き頑張らなきゃと思っています。まぁ、頑張るもなにも根性論で頑張ってなんとかなるモノでもないので、引き続き●既存取引先を大切に、●正確な市場とニーズの把握、●身の丈にあった経営、などなわけですが、基本的にここまで頑張るというより自分が心から楽しんでやっていることの積み重ねが4年だったわけで、それは忘れずにやっていきたいですね。

5年で廃業に追い込まれる原因として下記があるそうで、
1.販売不振
 そもそも売り上げが上がらない、売れない事業や商品・サービスを行っている。そりゃアカンわな。
2.既往のしわよせ
 中長期的に業績が悪化しているのに、それに気づかない。なんとか微量ながら増収増益でここまできましたが。
3.過少資本
 起業って資本金ゼロでもできる時代になったけれど、資本金=自己資本が最低限ないとなかなか会社の余剰資本も積みあがらない。オイラはここを増やしたいと思っています。従って、単純に出るカネ減らすには、テメエの給与カット&経費削減か? 笑 来期はキャバクラ貸し切り中止か。
4.在庫過剰
 在庫が過剰、そのままですね。キャッシュ化ができない資産が膨らむってわけだ。これ難しいんですよね、基本的に発注数量の3倍くらいは持っていないと急な需要や発注に対応できないし、為替的に買いのタイミングもあったりするんですよね、特に輸入品は。

自分は、文系・商人・営業のキャリアの人間なので、財務リテラシーは薄いです。別に数字に弱くどんぶり勘定で経営判断したり、資金調達ミスなどは起こしはしませんが、やっぱり、創業から売上数億円ぐらいまでの中小企業の社長は財務に疎い方が多いんだろうな。っていうか、財務経験だけじゃそもそも起業はできるとは思えないので自然な当たり前な実態とも言えるんだろうけど。そのため、社長になって初めて財務と向き合うようになるのだ。社長が財務に苦手意識を持つのも当然です。だから、オイラの場合は、そこの勉強を怠慢にするとかではなく、最初からトップの知識がある人・専門家が必要だと思うので、外注しています。100%信頼の下、マル投げだ 笑。ここまで非常にうまくいってますよ。なぜか?って考えると、古い既知の間柄だったというやり易さもありますが、経理・財務に関して、オイラは中途半端に意見したり反論したりせずただ素直に耳を傾けますね。言われた通り、アドバイス通り、動きます。だって、その分野でむこうが専門家だからね。その逆も然り、彼も俺の商品、営業、取引先への折衝などは、一切口出しませんね。そんなバランスです。最近はお互いがで意見ぶつかる・言い合たっりするのは、お互いの健康問題くらいか 笑。


韓国のアイドルも5年続かないそうです!笑